特別保存刀剣
上野守藤原寿命 一尺六寸二分 打刀拵入、白鞘付


Tokubetsu Hozon Token Kozukenokami Fujiwara Jumyo(Toshinaga) with Shirosaya and Uchikatana-koshirae.
 
江戸時代初期、寛永頃の初代上野守寿命の脇差です。
無銘極めの寿命は数多いですが生ぶ在銘は少なく、貴重な脇差です。
This is a Wakizashi of Jumyo it made in the early of Edo period(around 1630)
It’s a lot of unsignatures Jumyo.
But, this Wakizashi of Jumyo has signatures, so very rale.
Also, Koshirae has good condition.

【登録 Reggistration Code】
昭和30年12月5日 東京都第64116号
【種別 Category】
脇差 Wakizashi
【長さ Blade length】
49.1cm
【反り Curvature】
0.9cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)上野守藤原寿命
【元幅 Width at the bottom part of blade】
30.3mm
【先幅 Width at the top] 
20.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.0mm
【先重 Thickness at the top】
4.3mm
【重量 Weight】
刀身460g 抜身695g / Blade just 460g With out saya 695g.
【時代 Period】
 江戸時代初期 / The early of the Edo period.

商品コード: 03-1214 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は浅い栗尻。

「地鉄 jigane」
板目肌が流れ心と成り、白気映りが立つ。

「刃紋 hamon」
尖り互の目の乱れ刃、俗に言う三本杉。足入り匂口冴え砂流しかかる、刃中は金筋が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
寿命(としなが)、大和伝系手掻一派を祖に持つ刀匠で、寿命の銘は、その縁起の良い銘振りから代々注文が多く、室町時代初期から江戸時代後期まで続きます。
本作は寛永頃の初代上野守寿命です。無銘極めの寿命は数多いですが生ぶ在銘は少なく、貴重な脇差です。
拵のコンディションは良く、コレクションに最高の脇差です。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅磨き地。
鍔(tsuba)    :鉄地木瓜形扇の図。
縁頭(fhchikashira):赤銅魚子地竹林七賢図。
目貫(menuki) :赤銅地馬の図。
柄(tsuka) :鮫は巻鮫、柄糸は正絹金茶色の諸撮み巻き。
鞘(saya):黒石目。白鞘、つなぎ。
鐺(kojiri):真鍮地雲竜の図。

「刀身の状態 condition of blade」
研:概ね良好です。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。