特別保存刀剣
佐渡守藤原國富 一尺五寸六分 打刀拵入


Tokubetsu Hozon Token Sadonokami Fujiwara Kunitomi with Uchikatana Koshirae.
 
江戸時代初期の長州萩の刀工。
良く詰んだ地鉄に沸出来の互の目を焼いた、素晴らしい脇差です。
He was a swordsmith from Chosyu Hagi in the early Edo period(alound 1630).
It is a wonderful Wakizashi with Gunome in a well-packed Jigane.
Koshirae was made in late of Edo period(alound 1850).
We will rewind Tsuka for 1000 yen.
You can choose some color.

【登録 Reggistration Code】
昭和35年5月23日 福岡県第35168号
【種別 Category】
脇差 Wakizashi
【長さ Blade length】
47.3cm
【反り Curvature】
1.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)佐渡守藤原國高
【元幅 Width at the bottom part of blade】
30.9mm
【先幅 Width at the top] 
24.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.0mm
【先重 Thickness at the top】
5.0mm
【重量 Weight】
刀身490g 抜身790g / Blade just 490g With out saya 790g.
【時代 Period】
 江戸時代初期 / The early of the Edo period.

商品コード: 03-1210 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で鑢目は鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌に杢目が交じり地沸厚く付く。

「刃紋 hamon」
互の目乱れが大きく湾れる、刃緑明るく砂流しかかり、刃中は金筋、葉が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
佐渡守藤原國富は江戸時代寛永頃の長州萩の刀工。別銘を「源國富長門萩住」「佐渡大掾藤原國富」「佐渡守國富元嘉作」と切る。
良く詰んだ地鉄に沸出来の互の目を焼いた、素晴らしい脇差です。
付属する拵えは柄巻きを除いて状態が良く、縁の家紋と鍔の模様が同じです。
柄巻きは、時代の痛みが有りますが、10,000円で巻替えます。
新刀初期の長州萩の刀工は少なく、本脇差は貴重な一振りです。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地二重、上蓋は金着で祐乗鑢がかかる。
鍔(tsuba)    :鉄地変わり鍔(江府住辰壽)。
縁頭(fhchikashira):縁は山金地囲花菱紋。頭は水牛の角。
目貫(menuki) :赤銅地軍扇の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫。柄糸は正絹黒の諸捻り巻き。
鞘(saya) :黒呂。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:概ね良好です。
傷:差表の中頃の鎬地に小さい柾割れが有ります、その他欠点に成るような傷は有りません。