現代刀 磯部一貫斎光廣 一尺二寸 白鞘入



宮口一貫斉寿廣の高弟。表には不動明王、裏には龍が彫られた脇差
打ち下ろしの刀身を仕上げたばかりです。
Modern sword Isobe Ikkansai Mitsuhiro.
He is Apprentice of Miyaguchi Ikkansai Toshihiro.
The carving of blade is Fudomyoou and Dragon.
Also, This sword has just been completed and almost new.

 

【登録 Reggistration Code】
昭和57年10月20日 静岡県第58635号
【種別 Category】
脇差 Wakizashi
【長さ Blade length】
36.4cm
【反り Curvature】
0.5cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)磯部一貫斎光宏廣
(裏)壬戌年九月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
32.2mm
【先幅 Width at the top] 
21.8mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.3mm
【先重 Thickness at the top】
4.3mm
【重量 Weight】
刀身333g / Blade Just 333g.
【時代 Period】
昭和後期 / Late of the Showa period.

 

商品コード: 03-1200 カテゴリー:

説明

「体配 style」
平造り庵棟、身幅太く重尋常、反り僅かでふくら程よく枯れる。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は浅い栗尻。

「彫物 carving」
差表:不動明王、差裏:龍。

「地鉄 jigane」
地鉄は小板目肌よく詰みだ精美な肌合に、地沸が付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は相州伝風の互の目で、刃緑微塵に沸が付く。釯子は乱れ込み先尖り返る。

「特徴 detailed」
磯部一貫斎光廣、本名は磯部光司、大正四年九月十日生まれ、静岡県浜松市にて作刀していました。師は宮口一貫齋寿廣、宮口一貫齋恒寿に続いて一貫齋を襲名し廣の一文字を賜る。全日本刀匠会会員で新作刀展では入選多数。
本脇差は、白鞘に入った打ち下ろし状態の刀身(彫物入)を手に入ったので、彫物の仕上げをして、刀身を研ぎ上げました。
登録は古いですが新作刀と同様です。是非この機会にコレクションに加えて下さい。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗。
鞘(saya)    :白鞘。

「刀身の状態 condition of blade」
研:研ぎあげたばかりです。
傷:欠点に成るような傷は有りません。