日本刀剣保存会鑑定書付
於南紀平安城助次 一尺四寸五分 白鞘入


紀州打ちの助次は大変珍しく、資料としても大変貴重です。
Shinshinto Oite Nanki Heianjo Suketsugu.
With apooraisal of Npo NTHK.
He is sword smith of Omi sekido school.

 

 

【登録 Reggistration Code】
昭和49年7月2日 東京都第187593号
【種別 Category】
脇差 Wakizashi
【長さ Blade length】
44.0cm
【反り Curvature】
1.4cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)於南紀平安城助次
【元幅 Width at the bottom part of blade】
26.8mm
【先幅 Width at the top] 
21.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.6mm
【先重 Thickness at the top】
5.4mm
【重量 Weight】
刀身452g / Blade Just 452g.
【時代 Period】
江戸時代後期
The latter of Edo Period.

商品コード: 03-1182 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は1寸ほど磨り上げられ、鑢目は筋違い、茎尻は浅い栗尻。

「彫物 carving」
差表には草の俱利伽羅、差裏は護摩箸が彫られる。

「地鉄 jigane」
板目肌に地沸厚く付き、地景入る。

「刃紋 hamon」
互の目乱れ、飛び焼きを見せ、刃緑砂流しかかり、銀筋はいり。刃中は金筋、葉が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
平安城助次、文政ころの山城の刀工ですが、元々は紀州石堂と同じ近江石堂出身です。またこの当時紀州石堂との関係は不明ですが、紀州和歌山城下にて駐鎚していました。
本作は現在日本刀剣保存会の鑑定書が付いていす、紀州打ちの助次は大変珍しく、資料としても大変貴重です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗
鞘(saya) :白鞘

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。