特別貴重刀剣 長國 一尺六寸八分 肥後拵、白鞘付き


Tokubetsu Kicho Token Nagakuni with Koshirae and Shirosaya

【登録 Reggistration Code】
昭和36年11月6日 福岡県第38338号
【種別 Category】
脇差 wakizashi
【長さ Blade length】
51.0cm
【反り Curvature】
1.3cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)長國
【元幅 Width at the bottom part of blade】
29.8mm
【先幅 Width at the top] 
23.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.3mm
【先重 Thickness at the top】
4.9mm
【重量 Weight】
刀身472g Blade Just472g.
【時代 Period】
江戸時代初期 The ealry of the Edo period.

商品コード: 03-1163 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で鑢目は角度の強い筋違い、茎尻は浅い栗尻。

「地鉄 jigane」
板目肌が流れ地沸付く。

「刃紋 hamon」
互の目乱れ、刃緑微塵に沸が付き飛び焼きを見せ、刃中金筋が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
長國、銘鑑には新刀期に数人いますが、予州住長国(後の会津住長国)と豊前中津住長國とは銘が違い、他の長國は資料がないため、特定できません。
しかし勢いの有る鏨で切られた銘は偽銘では無いと思われます。
付属する肥後拵は素晴らしく、縁頭コジリ栗形は鉄地唐草金象嵌の一作、小柄と笄は素銅地金張秋草図の二所物が付いています。
拵だけでも可なり値打ちの有る物です。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地磨き地。
鍔(tsuba)    :肥後鉄地金象嵌唐草の図。
縁頭(fuchikasira) :肥後鉄地金象嵌唐草の図(鍔、縁頭、栗形、コジリは一作)。
目貫(menuki) :家紋の図。
小柄(kotsuka):赤銅地金張秋草の図。
笄(kougai):赤銅地金張秋草の図
柄(tsuka)    :鮫は親粒が付き巻鮫。柄糸は正絹黒色の諸捻り巻。
鞘(saya)    :黒呂。

「刀身の状態 condition of blade」
研:概ね良好ですが、薄錆の出ている箇所があります。
傷:欠点になるような傷は有りません。