(02-1666)
現代刀 肥前國兼元 二尺三寸八分 白鞘入

 
Modern sword Hizenkuni Kanemoto with Shirosaya.
 
肥前佐賀の名工、肥前國兼元刀匠の作品。
兼元刀匠には珍しく、一文字風の丁子刃を焼いた逸品です。
拵を付ければ居合でも使えます。
This is a work by the master craftsman Hizen Kuni-Kanemoto, a master of the Hizen Saga.
Unusually for him, this is a gem with an Ichimonji-style choji.
If you make koshirai, it can be used for iai-do.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

【登録 Reggistration Code】
昭和55年1月17日 佐賀県第24192号
【種別 Category】
刀 katana
【長さ Blade length】
72.0cm
【反り Curvature】
2.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)昭和五十四年六月
(裏)肥前國兼元
【元幅 Width at the bottom part of blade】
32.5mm
【先幅 Width at the top] 
23.7mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.7mm
【先重 Thickness at the top】
6.5mm
【重量 Weight】
刀身808g / blade just 808g.
【時代 Period】
昭和後期 / Late of the Showa period.

商品コード: 02-1666 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は刃上がりの栗尻と成る。

「彫物 carving」
彫物は片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は小板目肌が良く詰み、地沸厚く付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は一文字風の華やかな丁子刃。匂い明るく足入り、刃中は葉が入る。鋩子は乱れこみ小丸に返る。

「特徴 detailed」
肥前國兼元、本名は本村兼作、佐賀県佐賀市長瀬町住。昭和14年陸軍受命刀匠を拝命、昭和18年陸軍軍刀展で会長賞を 受賞、19年同総裁賞を受賞、同年陸軍兵器行政本部嘱託軍刀鍛錬技術指導員を拝命。戦後は昭和27年伊勢神宮御宝刀御下盟、42年~43年新作名刀展入選。 45年伊勢神宮御宝刀再度御下盟、戦前戦後と活躍した刀匠です。
本作、晩年の作品で美術用に作られた刀です。普段の居合刀と違い、地鉄は良く鍛えられ、刃紋は華やかな丁子刃を焼いています。

「拵 Koshirae」
白鞘
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重の庄内。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。