(02-1648)
特別保存刀剣
(額銘)兼次作(関) 二尺三寸二分 打刀拵入、白鞘付



Tokubetsu Hozon Token Gakumei Kanetsugu saku with Koshirae.
 
志津三郎兼氏の孫、兼次の太刀を、大磨り揚げした刀。
倶利伽羅の彫り物が入った素晴らしい刀です。
付属する拵も良い物で、コンディションも良く、コレクションに最適です。
Kanatsugu is Shizu saburo Kaneuji’s grandson.
This sword was made in Nanbokutyo period about 700 years ago.
The carving is Kurikara and Gomahashi.
Also, Koshirae is high quality and good condition.
So, this sword for perfect for collection.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
昭和47年3月16日 長崎県第19756号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
70.3cm
【反り Curvature】
1.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
3個 Three
【銘文 Signature and Date】
額銘
【元幅 Width at the bottom part of blade】
30.8mm
【先幅 Width at the top] 
23.1mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.1mm
【先重 Thickness at the top】
4.5mm
【重量 Weight】
刀身741g
Blade Just 741g.
【時代 Period】
南北朝時代後期/ Late of the Nanbokutyo period. 

商品コード: 02-1648 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、中間反り中鋒が延び心と成る。茎は大磨り揚げで鑢目は切、茎尻は一文字に切られる。

「彫物 carving」
表は草の倶利伽羅、裏は護摩箸が彫られる。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ心と成り、地沸厚く付き、地景細かく入り、映り立つ。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目、足入り尖り刃を交え、微塵に沸が付き、湯走りかかり、刃中は金筋が二重刃のようになる。釯子は乱れ込み掃き掛け、焼き詰と成る。

「特徴 detailed」
兼次、初代は志津三郎兼氏の子、二代は兼俊の子で兼次の銘跡は昭和まで続く。
本作は(関)されているが、鋒が延びた南北朝の体配をしており、また掃き掛けた釯子、古雅な倶利伽羅の彫り物、額銘の字体から二代兼次の作だと思われる。
元々は長大な太刀だった物で、それを後世に大きく磨り揚げられています。
拵はリペアされているが、鞘塗りは幕末のままで、縁と目貫は下り藤の家紋で纏められています。

「拵 Koshirae」
鎺(habaki) :素銅地銀着一重の腰祐乗。
鍔(tsuba)    :鉄地大根の図。
縁頭(fuchikashira):縁は赤銅魚子地下り藤家紋金象嵌、頭は角。
目貫(menuki) :銀無垢下り藤。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫、柄巻きは卯の花色蛇腹糸の撮み巻き。
鞘(saya) :黒呂に赤色貝の散し。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。