(02-1622)

島根県重要無形文化財
現代刀 雲州住貞法作之 二尺三寸八分 白鞘入 桐箱付



Modern sword Unsyu ju Sadanori kore tsukuru with Shirosaya and box of paulownia tree.
島根県の名工、島根県重要無形文化、小林貞法刀匠の南北朝の太刀写し。
大鋒の秀麗な刀姿に品の良い丁子刃を焼いた、素晴らしい刀です。
This sword is a copy of a Nanboku-cho tachi sword made by Kobayashi Sadanori, a master craftsman from Izumo and the holder of an Important Intangible Cultural Property in Shimane Prefecture.
This is a wonderful sword with a graceful choji blade burned in Okissaki’s excellent sword figure.

 

【登録 Reggistration Code】
昭和63年12月6日 島根県第29117号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
72.2cm
【反り Curvature】
1.6cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)雲州住貞法作之
(裏)昭和六十三年二月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
32.5mm
【先幅 Width at the top] 
23.7mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.7mm
【先重 Thickness at the top】
4.7mm
【重量 Weight】
刀身641g
Blade Just 641g.
【時代 Period】
昭和後期 / The latter of Showa period. 

商品コード: 02-1622 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り大鋒。茎は生で化粧鑢がかかる、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋が、鎺元で丸留。

「地鉄 jigane」
地鉄は、板目肌が詰み、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は、華やかな丁子刃で、足良く入り砂流しかかる。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
雲州住貞法、島根県重要無形文化財保持者、本名小林貞俊、島根県横田町在住の刀匠で小林三兄弟の次男です、師は奥出雲たたらと刀剣館でも鍛刀の実演をされていました。
貞法刀匠は多数の賞を受賞され、平成11年4月9日、弟の貞永刀匠とともに島根県指定無形文化財に認定された。
私は昔数回お会いした事が有りご自宅までお邪魔した事がありますが、とても気さくで愉快な方です、自分達で試し斬りのグループを作り、試斬をされていました。
本作、南北朝期の太刀を磨り上げた姿を再現しています。大鋒が豪壮で綺麗な姿をしています。刀身の重量は軽くバランスが良く、反りも頃合いなので、拵を付ければ抜身が約940gの軽い居合用真剣を作る事ができます。
桐箱付きです。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗。
鞘 Saya  :白鞘

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため、少しヒケが有ります。
傷:欠点に成るような傷は有りません。