(02-1618)
岐阜県重要無形文化財
現代刀 藤原孝雄作(二十四代藤原兼房) 二尺三寸一分 白鞘入



Modern sword Kato Takao saku with Shirosaya.
二十四代藤原兼房刀匠の作品です、弟との合作に成っていますが、師が単独で作ったものでしょう。
果敢に井上真改の写しに挑戦した作品で、見事に再現しています。
兼房刀匠の井上真改写しは珍しく、大変貴重です!
He is the 24th generation Fujiwara Kanefusa, and He is important Intangible Cultural Property of Gifu prefecture.
The blade has been just polished. Tsuka-maki
is new

This Katana has .
Shinkai copies of his work are rare and extremely valuable.

 

【登録 Reggistration Code】
昭和42年3月27日 岐阜県第28440号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
70.0cm
【反り Curvature】
1.4cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)藤原孝雄作
(裏)昭和ニニ十二年正月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
33.0mm
【先幅 Width at the top] 
22.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.4mm
【先重 Thickness at the top】
5.6mm
【重量 Weight】
刀身792g
Blade Just 792g.
【時代 Period】
昭和後期 / The late Syowa period.

商品コード: 02-1618 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅やや太く重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は小板目肌が詰み、地沸厚く付く。

「刃紋 hamon」
湾れ互の目、匂口明るく、刃緑微塵に沸が付き、刃中稲妻が入る。釯子は刃文なりに入り、小丸に長く返る。

「特徴 detailed」
加藤孝雄、本名も同じ、後に二十四代藤原兼房を襲名する。大正11年9月8日生れ、岐阜県関市栄町住、師は父である二十三代兼房、入選、優秀賞を多数獲得し、平成9年に岐阜県無形文化財に認定される。主な受賞は新作名刀展にて薫山賞、優秀賞7回、努力賞15回等で、関を代表する刀工です。
本作は、彼が45才の作品で井上真改写しです。二十四代兼房刀匠の作品は家伝の兼房丁子や互の目が多いですが、井上真改写し初めてみます。この頃は色々な作品に挑戦していたのでしょう。改めて本作は貴重な一振りです。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢二重。
鞘(saya) : 白鞘

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。