現代刀 備中國住義久作 二尺四寸九分 打刀拵入、白鞘付
売切 Sold-out



Modern Sword Bichunokuni ju Yosihisa saku.
 
この太刀は義久刀匠得意の鎌倉時代中期の福岡一文字写です。
身幅広く重の厚い豪壮な太刀姿に精緻な地鉄を鍛え。刃文は華やかな重花丁子を焼いた優品です。
拵も付いており、中々このような作品には巡り合えないでしょう!
This sword is copy of Fukuoka Ichimonji.
So, this Tachi has a broad Width and thick thickness, and is made of exquisite ground iron.
The blade design is an excellent piece with Juka-choji.

 

【登録 Reggistration Code】
平成8年8月29日 岡山県第113772号
【種別 Category】
太刀 Tachi
【長さ Blade length】
75.4cm
【反り Curvature】
2.6cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)備中國住義久作
(裏)平成八年二月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
34.7mm
【先幅 Width at the top] 
23.5mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
8.7mm
【先重 Thickness at the top】
6.8mm
【重量 Weight】
刀身900g 抜身1230g
Blade Just 900g With out saya 1230g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 02-1600 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅太く重厚く、腰反り猪鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋が茎中に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が良く詰み、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は重花丁子刃、匂口冴え足良く入り、刃中は葉が入る。釯子は乱れ込み先尖り気味に少し返る。

「特徴 detailed」
備中国住義久(藤本義久)は吉原義人刀匠に入門、日本美術刀剣保存協会の新作刀展覧会に於いて、優秀賞など多くの賞を受賞しています。後に林原刀剣鍛錬道場で大野義光刀匠と共に鍛刀に励み、現在は岡山県新見市哲多町に於いて、備前伝の豪壮華麗な鎌倉時代の名刀の再現に尽力されています。
また彼は現在一文字や備中青江の再現に挑戦し続けるおり、今後の更なる活躍と出世が有望視されている名匠です。
本太刀は、身幅広く重ねの厚い豪壮な太刀姿を呈しており、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸が良く付き。刃文は華やかな重花丁子に飛焼交じり、足・葉頻りに入るなど、鎌倉中期福岡一文字派の最も華やかな作風を再現した作品です
付属する拵は古い金具を使い天正拵風に作られています。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重の太刀鎺。
鍔 (Tsuba)    :鉄地菊に唐草。
縁頭 (FuchiKashira) :縁は銀地鱗の図。
目貫 (Menuki)  :素銅地金色絵龍の図。
柄 (Tsuka)   :鮫は親粒が付き黒染、柄巻きは牛スエードの黒
鞘 (Saya)  :黒呂、返り角が付く。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。