(02-1639)
保存刀剣丹波守吉道(大坂初代) 二尺一寸一分 打刀拵入、白鞘付



Hozon token Tanbanokami Yoshimichi(1st generation of Osaka) with Koshirae and Shirosaya.
 
大坂初代丹波守吉道の作品で、まだ完成されていない簾刃が、古さを感じさせます。
拵は青貝散しの鞘が付いた拵で金具類は龍で纏められた素晴らしい物です。
It is the work of Tanbamori Yoshimichi 1st generation of Osaka.
The Sudare-ha, which has not yet been completed, gives a sense of antiquity.
The arrangement is Koshirae with Saya of blue shell scattering and The metal fittings are wonderful with dragons.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

【登録 Reggistration Code】
昭和59年2月16日 東京都第231805号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
63.8cm
【反り Curvature】
1.7cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)丹波守吉道
【元幅 Width at the bottom part of blade】
28.6mm
【先幅 Width at the top] 
19.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.2mm
【先重 Thickness at the top】
3.8mm
【重量 Weight】
刀身590g / Blade Just 590g.
【時代 Period】
江戸時代初期 / The early of Edo period.

商品コード: 02-1595 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒、茎は少し区が送られ、鑢目は筋違い、栗尻は入山形。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾心と成り少し肌立、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目乱れ、焼き出しは山の裾野の様な大坂焼き出しで初め、砂流しかかり、刃中の金筋が簾刃風と成る、釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
丹波守吉道(大阪初代)は、京初代丹波守吉道の子で、正保年間に丹波守を受領のち大坂に移住して鍛刀したことから、世に云う「大坂丹波」の礎を築いた刀工で、和泉守国貞や河内守国助とともに大坂新刀の基を築いた名匠です。また寛文7年(1667年)70歳の作品が残されていることから、長命であったことが知られている。なお大和守吉道はこの大阪初代の次男である。
本作、少し区が送られていますが、茎は切られておらず生です。拵は時代の物ですがコンディションが良く、特に鍔は単体だけでも15万円ほどする良い物です。鞘は青貝散しです、俗に言われる貝散しは色々な貝粉を散らした物ですが、本鞘の様な青貝だけを散らした鞘は高価で数が少ない高級品です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着二重、上蓋は牡丹の柄、下蓋は横鑢に縦の溝が彫られる。
鍔 Tsuba    :赤銅魚子地木瓜形龍の図金魚子地覆輪。
縁頭 FuchiKashira :食堂磨き地龍の図。
目貫 menuki  :赤銅地龍の図。
柄 Tsuka   :鮫は親粒が付き巻鮫、柄巻は正絹黒の諸撮み巻。
鞘 Saya  :青貝散し鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。