保存刀剣 清磨写
源盛吉延寿宣次合作之 二尺四寸六分半 白鞘入



無鑑査刀匠源盛吉刀匠の清磨写し。
身幅太く大鋒の豪壮な刀姿に、働きの有る刃紋を焼いた優品。
白鞘は虎斑が入った高級品です。
Hozon Token Minamoto Moriyoshi Enju Nobutsugu gassaku.
Minamoto Moriyoshi is Mukansa and this sword is copy of Kiyomaro.
Magnificence blade has excellent Hamon.
The Shirosaya has tiger’s stripes so It is a high-class.

【登録 Reggistration Code】
平成2年10月17日 熊本県第46476号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
74.7cm
【反り Curvature】
2.3cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)源盛吉延寿宣次合作之
(裏)平成二年二月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
36.0mm
【先幅 Width at the top] 
28.8mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.0mm
【先重 Thickness at the top】
6.5mm
【重量 Weight】
刀身981g
Blade Just 981g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

 

商品コード: 02-1585 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造、庵棟、身幅広く重尋常、鳥居反り大鋒。茎は生で鑢目は切、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌、少しく杢交じり、地沸微塵に厚くつき、地景太く入る。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目乱れ、小互の目 丁子風の刃など交じり、足入り、匂い本位に小沸つき、金筋栄んに入り、砂流し幾重にもかかり、匂口明るく冴える。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
源盛吉は本名 谷川松吉、大正九年生まれ、熊本県八代市で鍛刀していました。盛吉は昭和九年金剛兵衛盛高靖博師に入門、後に延寿太郎宣繁に学ぶ。
銘は金剛兵衛一門の「盛」の字を冠詞し「盛吉」と名乗るが、延寿宣繁師の弟子でもあることから、昭和十六年、盛吉とは別に「延寿宣次」も名乗る。
昭和五十二年に講和記念刀を制作。昭和二十九年の第一回作刀技術発表会から連続出品し、数々の賞を受賞し、昭和60年に無鑑査刀匠となります。源清麿写では名声を高め、迫力のある相州伝の傑作、数々の名作を残しました。
延寿宣次は本名、谷川博允は昭和二十三年生まれ。熊本県八代市在住。師は父で有る源盛吉刀匠、父の別銘「延寿宣次」を名乗る。
本作、盛吉刀匠が得意とした清麿写しで、豪壮な刀姿、刃中に栄んに入った金筋が見事です。刀身が長く身幅の広い刀姿に相州伝を焼いた豪壮な刀です、盛吉刀匠の清磨写しを是非コレクションに加えて下さい。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢二重。
鞘(saya) :白鞘は虎斑が入った高級品。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。