現代刀 濃州住正明作 直江志津写 二尺六寸三分 白鞘入



南北朝時代、直江兼久の直系の子孫、吉田正明刀匠の直江志津写し。
豪壮な南北朝の大段平を磨り上げた体配に、見事な地刃を焼き上げています。
Modern sword Nosyu ju Masaaki saku.
This sword is copy of Noa sizu.
The figure is that of Nnbokucho’s Odanira.

【登録 Reggistration Code】
平成3年8月29日 岐阜県第66596号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
79.8cm
【反り Curvature】
2.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)濃州住正明作
(裏)平成三年五月
【元幅 Width at the bottom part of blade】
38.0mm
【先幅 Width at the top] 
28.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.2mm
【先重 Thickness at the top】
4.5mm
【重量 Weight】
刀身904g
Blade Just 904g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

 

商品コード: 02-1577 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅広く重尋常、鳥居反り大鋒。茎は生で化粧鑢がかかる、茎尻は浅い栗尻。

「彫物 carving」
表裏に、二筋が鎺下に掻き流し。

「地鉄 jigane」
板目肌が流れ柾と成り、地沸厚く付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は湾れに互の目、刃縁小沸良く付き、砂流しかかり、銀筋走る。刃中は、金筋栄んにかかり、二重刃風になる。釯子は乱れ込み、履き掛け尖り気味に返る。

「特徴 detailed」
濃州住正明、本名は吉田研、岐阜県関市在住、始め父である初代正明刀匠に学び、後に叔父である兼正刀匠に師事する。銘は「正明作」「濃州住正明之」「吉田劒藤原正明作」「於御野国半布里正明 之  直江兼久作」「吉田 劔 直江兼久」等と切る。平成20年2月、師の大野正巳(刀匠銘 兼正)が他界後は「吉田 劔 直江兼久」と改銘する。新作名刀展は入選等受賞多数の実力派です。
本作直江志津写しで、地刃、体配共に南北朝の大段平を磨り上げた太刀を再現しています。この機会にあなたのコレクションにお加え下さい。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重の腰祐乗。
鞘(saya)    :白鞘

「刀身の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。