現代刀 肥前國白竜子忠孝作 二尺五寸 打刀拵入



佐賀県の名工白竜子忠孝、元陸軍受命刀工。
刀身が長く、身幅太く豪壮な体配、試し斬りに最適ですが、鑑賞用にも良いです。
Modern sword Hizenkoku Hakuryushi Tadataka saku.
This sword is long and wide Width so parfect for Tameshi-kiri.


 

【登録 Reggistration Code】
昭和56年9月11日 佐賀県第25009号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
75.9cm
【反り Curvature】
2.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)肥前國白竜子忠孝作
(裏)昭和五十六年八月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
34.6mm
【先幅 Width at the top] 
24.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.7mm
【先重 Thickness at the top】
5.6mm
【重量 Weight】
刀身834g 抜身1114g
Blade Just 834g With out saya 1114g.
【時代 Period】
昭和後期 The latter of the Showa period.

商品コード: 02-1566 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅太く重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で切り鑢がかかり茎尻は栗尻と成る。

「彫物 carving」
片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は小板目肌が良く詰み、地沸付く

「刃紋 hamon」
刃文は互の目乱れ、刃縁荒沸が付き銀筋が走り砂流し盛んにかかる。帽子は乱れ込み掃き掛け、小丸に返る。

「特徴 detailed」
肥前國忠孝。本名 井上慶昭、明治37年生まれ。昭和10年より父井上勘三郎國包より作刀を学び、昭和16年堀井俊秀系の田口正次に入門。昭和18年小倉陸軍工廠受命刀匠となる。 戦後は東松浦郡肥前町(現唐津市肥前町)にて作刀する。
本作、刀身が長く、身幅太く豪壮な体配で試し斬りに最適ですが、鑑賞用にも良いでしょう。
又、樋中の傷は修理可能です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地大坂ハバキ。
鍔(tsuba)    :鉄地肥後木瓜形唐草金銀象嵌
縁頭(futikasira):鉄地肥後。
目貫(menuki) :赤銅地龍の図
柄(tsuka) :柄巻きは正絹金茶色の諸摘み巻き。
鞘(saya) :黒叩き塗り。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:概ね良好です。
傷:欠点になるような傷は、有りません。