現代刀 兼裕作 二尺六寸四分 打刀拵入、白鞘付


千葉の名工、森山兼裕の長寸の居合用真剣です。
拵は誂えたシッカリとした物で、長身の方や外国人の剣士に最適です。
Modern sword Kanehiro with Koshirae and Shirosaya.
This is a long sword for Iai-do.
Koshirae is custom made and solid.
This sword perfect for tall forjin swordsman.

 

 

 

 

 

【登録 Reggistration Code】
平成5年12月10日 千葉県第045748号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
80.1cm
【反り Curvature】
2.1cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)兼裕作
(裏)平成五年神楽月
【元幅 Width at the bottom part of blade】
33.5mm
【先幅 Width at the top] 
24.2mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.6mm
【先重 Thickness at the top】
4.5mm
【重量 Weight】
刀身818g、抜き身1160g / Blade just 818g, With out saya 1160g.
【時代 Period】
平成
Heisei period.

商品コード: 02-1560 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で化粧鑢がかかる、茎尻は刃上りの栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋が鎺下に掻き流し。

「地鉄 jigane」
地鉄は、小板目肌がよく詰み、地沸付く、鎬地は柾目。

「刃紋 hamon」
刃紋は、沸出来互の目乱れに小丁子乱れが交じり、刃縁砂流がかかり、刃中は金筋が働く。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
兼裕、本名は森山喜一、千葉県東葛飾郡沼南町(現・柏市)に住。師は元陸軍受命刀匠の森山兼茂刀匠、父子共に新作名刀展において数多く受賞する。
本作、居合用に作られた刀で、刃長が80.2cmと長く、長身の方や外国人の剣士に最適です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の庄内。
鍔(tsuba)    :鉄地木瓜形藤の図金銀象嵌。
縁頭(futikasira):銀無垢肥後唐草の図。
鐺(kojiri):銀無垢石目地。
目貫(menuki) :銀無垢龍の図。
柄(tsuka) :柄巻は正絹黒色の諸捻り巻。
鞘(saya) :黒呂、白鞘、つなぎ。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎの為、少し薄錆とヒケが有りますが、地刃は良く見えます。
傷:欠点に成るような傷は有りません。