現代刀 備前國長船住上田國仁造 二尺三寸八分 打刀拵入、白鞘付

 
現代備前長船の名工、源國仁(現祐定)刀匠の備前長船長義写し。
大鋒の南北朝の太刀姿に相伝備前を焼いた逸品です!
Modern sword Bizenkoku Osafune ju Ueda Kunihito Tsukuru.
This sword is copy of Bizen Osafune Nagayoshi(Chogi).
Figure of TachiOkissaki’s Nanbokucho and Hamon is SodenBizen.


 

 

 

【登録 Reggistration Code】
平成4年4月10日 岡山県第109009号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
72.4cm
【反り Curvature】
2.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)備前國長船住上田國仁造
(裏)平成四年四月九日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
33.7mm
【先幅 Width at the top] 
25.2mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.2mm
【先重 Thickness at the top】
6.2mm
【重量 Weight】
刀身807g / Blade just 807g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 02-1556 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅やや太く重尋常、鳥居反り大鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は、板目肌が流れ柾と成り、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は、互の目乱れ、丁子刃を交え足入り、刃緑に沸が付き、砂流しかかり、刃中は金筋が入る。釯子は乱れ込み尖り気味に返る。

「特徴 detailed」
國仁、本名 上田載仁、昭和22年3月28日生まれ、今泉俊光刀匠、河内國平刀匠に師事する。備前長船日本刀傳習所を主催されており、現在の銘は祐定と切る。 師は美術的価値だけでは無く、本当に斬れる刀を追求されており、材料も自身で採集した砂鉄から玉鋼を作り使用されています。
本作、備前長船長義写しと思われ、南北朝の大鋒の刀姿に、相伝備前を見事に焼いています。
付属する拵は現代金具を使った物ですが、綺麗な拵で、コレクションに最適です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着一重の縦鑢。
鍔(tsuba)    :鉄叩き地木瓜形桜の図(時代の物)。
縁頭(futikasira):銀地梅の図。
目貫(menuki) :龍の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付く。柄巻きは正絹黒色の諸捻り巻き。
鞘(saya) :黒呂。白鞘、つなぎ。
笄(kougai) :龍の図。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:少しヒケが有りますが、概ね良好です。
傷:差裏の平地に1箇所大肌が出ているのと、小さな柾割れが有りますが、その他欠点と成るような傷は有りません。