保存刀剣
兼勝(関) 二尺三寸四分半 打刀拵入、白鞘付



室町時代後期天正頃の美濃関の刀工、兼勝の刀大磨り上げながら2尺3寸4分有ります。
軽くバランス良く、拵も状態良く、居合に最適、室町時代の刀で居合抜くのは最高です!
Hozon Token Kanekatsu(Seki) with Koshirae and Shirosaya.
This sword was made in Mino seki in the late of Muromachi period(1573-1592).
Also, this sword is light, good balance and kosirae is good condition so perfect for Iai-do.
The blade has just been polish.
Iai-do with a 430 year old Japanese sword will make you feel great!

 

 

【登録 Reggistration Code】
昭和29年11月16日 岡山県第20748号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
70.9cm
【反り Curvature】
1.5cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)兼勝
【元幅 Width at the bottom part of blade】
27.9mm
【先幅 Width at the top] 
19.7mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.7mm
【先重 Thickness at the top】
4.1mm
【重量 Weight】
刀身665g 抜身955g
Blade Just 665g With out saya955g.
【時代 Period】
室町時代後期 / The latter of Muromachi period

商品コード: 02-1554 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅やや細く重尋常、鳥居反り中鋒が延びる。茎は磨り上げられ、鑢目は筋違い、茎尻は一文字。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾と成り、白気映りが立つ。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目で尖り刃を交え、砂流しかかる。釯子は地蔵釯子。

「特徴 detailed」
兼勝(かねかつ、かねまさ)は、室町時代後期の美濃関の刀工で、銘鑑によれば古くは延徳頃に関兼谷の子の兼勝がいる。続いて明応、永正、天文、永禄、天正と同銘がおり、新刀期にいたり慶長・寛永ころにもいる。本作は、いわゆる新古境の天正頃の兼勝と思われる。元々は2尺5寸程有った物を後代に磨り上げられていますが、未だ2尺3寸4分有ります。地鉄は疲れのため、少し傷が有りますが気に成るほどの物では有りません。
柄はリペアし巻きなおしたばかりで、鞘もリペアして塗り替えました。
長さも有り、軽くバランス良く居合にも最適です、室町時代の刀で居合を抜くのは最高です!

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki):素銅地銀着一重の腰祐乗。
鍔(Tsuba):鉄地木瓜形松竹梅の図。
縁頭(FuchiKashira):赤銅地桐の図。
目貫(menuki):漁具に貝の図。
柄(Tsuka):鮫は親粒が付く。柄巻きは正絹黒の諸撮み巻き。
鞘(Saya):黒叩き塗り。
鐺(kojiri):赤銅磨き地。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:研ぎ上げたばかりです。
傷:疲れによる小傷は有りますが、欠点に成るような傷は有りません。