佐賀の名工、保次刀匠の保昌写し。
見事な柾目肌に小沸出来の直刃が素晴らしい刀です。
Modern sword Hizenkuni ju Yasutsugu saku.
This sword is copy of Hosyo.
The masame-hada is very beautiful.
| 【登録 Reggistration Code】 |
| 昭和52年9月13日 佐賀県第23017号 |
| 【種別 Category】 |
| 刀 Katana |
| 【長さ Blade length】 |
| 73.8cm |
| 【反り Curvature】 |
| 1.6cm |
| 【目釘穴 a rivet of a sword hilt】 |
| 1個 One |
| 【銘文 Signature and Date】 |
| (表)昭和五十年五月二十一日 (裏)肥前國住保次作 |
| 【元幅 Width at the bottom part of blade】 |
| 32.3mm |
| 【先幅 Width at the top] |
| 20.7mm |
| 【元重 Thickness at the bottom part of blade】 |
| 7.7mm |
| 【先重 Thickness at the top】 |
| 4.7mm |
| 【重量 Weight】 |
| 刀身782g / Blade Just 782g. |
| 【時代 Period】 |
| 昭和後期 / Late of the Showa period. |
「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。
「地鉄 jigane」
大和保昌派のような柾目肌に地沸厚く付く。
「刃紋 hamon」
小沸出来の中直刃、刃緑砂流しかかり、刃中金筋が入る。釯子は直ぐに入り小丸に返る。
「特徴 detailed」
肥前国住保次、本名は元村勇次、佐賀県佐賀郡川副町（現在の佐賀市川副町）で作刀していた刀匠です。
本作、いつもの保次刀匠の作とは異なり、綺麗な柾目肌を鍛えた、保昌写しの刀です。刃紋は柾目の鍛に絡んだ沸や金筋が素晴らしく、滅多にお目にかかれない逸品です。
「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) ：銀無垢一重の腰祐乗に金鍍金。
鞘(saya) ：白鞘。
「刀身の状態 condition of blade」
研：概ね良好です。
傷：欠点に成るような傷は有りません。
