古刀 無銘 二尺四寸二分 半太刀拵入

 

室町時代後期、無銘末関の刀です。
付属の半太刀拵は幕末の物で状態が良く、刀身とのコンビネーションは最高です。
Koto Mumei with Hantachi Koshirae.
I think, this sword is Sueseki of the late of Muromachi period(1558 to 1592).
Handachi koshirae was made in the late Edo period but in good condition.


 

 

【登録 Reggistration Code】
平成27年11月10日 東京都第314670号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
73.4cm
【反り Curvature】
1.5cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
無銘 Unsigned
【元幅 Width at the bottom part of blade】
28.9mm
【先幅 Width at the top] 
21.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.6mm
【先重 Thickness at the top】
4.6mm
【重量 Weight】
刀身675g 抜き身952g
Blade Just 675g With out saya 952g.
【時代 Period】
室町時代後期  The late of Muromacui period.

商品コード: 02-1535 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅やや細く重尋常、鳥居反り大鋒。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は入山形。

「地鉄 jigane」
板目肌に小板目が交じり鎬は柾目、白気映りが立つ。

「刃紋 hamon」
直刃調の小互ノ目が湾れ、小足入る。

「特徴 detailed」
現在鑑定書は付いていませんが、室町時代後期、永禄から天正頃の末関だと思います。
茎が磨かれて新たに錆付けされているので、ツルツルしています。元々は銘が有ったのを消したみたいです。
刀身は古研ぎですが、地刃は良く見えます。また差裏の物打ち辺りに薄く砥石目が残っています、鎬は直線で平地は斜めに入っており、また差表には砥石目ヒケが無いので、物を斬ったヒケではないでしょう。曲がりや撓えは有りません。
付属する半太刀拵の半太刀金具は鉄地の一作で、拵の状態は良いです。
長さが2尺4寸2分あり、反りが1.5cm、その上抜身の重量が952gと軽く居合で使えます。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地二重、下貝は銀着。
鍔(tsuba)    :鉄地丸形牡丹の図。
半太刀金具(Hantachikangu):鉄地唐草金象嵌。
目貫(menuki) :金地蓮に水鳥の図。
柄(tsuka) :鮫は黒染、柄巻は正絹黒の諸撮み巻。
鞘(saya) :黒石目。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎ、差裏の物打ち付近に薄く砥石目が残っています。
傷:欠点に成るような傷は有りません。