保存刀剣
於紀州文殊重国造之 二尺三寸四分 白鞘入



神津伯先生旧所蔵品、三代文珠重國。新刀鍛冶綱領図録所載。
昭和21年、警視庁発行の刀剣類所持許可証、昭和26年発行の貴重刀剣認定書付き。
Hozon Token Oite Kisyu Monju Shigekuni Tsukuru kore.
This is Kozu Haku-sensei’s old collection.
Also, This is on the book of Shinto kaji koryo zuroku.


 

【登録 Reggistration Code】
昭和26年4月30日 東京都第15488号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
70.9cm
【反り Curvature】
1.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)於紀州文殊重国造之
【元幅 Width at the bottom part of blade】
29.1mm
【先幅 Width at the top] 
18.6mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.0mm
【先重 Thickness at the top】
4.6mm
【重量 Weight】
刀身700g
Blade Just 700g.
【時代 Period】
江戸時代初期
The early of the Edo period.

商品コード: 02-1505 カテゴリー: , ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、反りやや浅く小鋒。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
小板目良く詰んで地沸付き、肌が流れる。

「刃紋 hamon」
沸づいた互の目乱れに丁子が交じり、刃中に足が入り砂流しが長くかかる。釯子は直ぐで掃け心になり小丸に返る。

「特徴 detailed」
文殊重國、紀州藩のお抱え藩工、初代重國は生国大和で手掻派の刀工、徳川家康の招へいにより駿府へ参じる。
その後、駿河に入府した家康の十男頼宣の紀州移封に 従い和歌山に移住する。重國の作柄は相州伝と大和伝の二種類が有ります。また日光東照宮所蔵の重國(南紀重國)の刀は国宝に指定されており、江戸時代初期の代表刀工です。重國の文珠家は幕末まで続きますが、三代までが飛び抜けて出来が良いと言われています。
本作は、神津伯先生の旧所蔵品で、東京帝室博物館(現在の国立博物館)に保管されていました。
勿論、神津伯先生著作の新刀鍛冶綱領図録に掲載されています。
また昭和21年10月14日に警視庁から発行された所持許可証と、昭和26年の貴重刀剣認定書、神津伯先生が国博物立館の便箋に直筆で書いた、本作の所感が付属します。
それから先生の鑑定では、二代文珠重國と成っていますが、「重」の字体から三代文珠重國と思われます。
現在は保存刀剣しか付いていませんが、特別保存刀剣の合格は間違い無いでしょう。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金着二重。
白鞘

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため曇っています。(拭い直せば素晴らしくなるでしょう)
傷:欠点に成るような傷は有りません。