現代刀 天照山鍛錬場鍛之 二尺一寸二分 海軍軍刀拵入


鎌倉天照山鍛錬場で作られた不銹刀です。
付属する藍鮫皮包鞘軍刀拵は、状態がすこぶる良いです。
Tenshōzan Tanren-jō Saku,
Unti-rust steel swords
The Gunto-koshirae has good condition. 

 

【登録 Reggistration Code】
昭和51年1月28日 愛知県第50513号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
64.3cm
【反り Curvature】
2.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 one
【銘文 Signature and Date】
(表)天照山鍛錬場鍛之(裏)昭和十八年六月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
32.7mm
【先幅 Width at the top] 
23.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.6mm
【先重 Thickness at the top】
5.5mm
【重量 Weight】
刀身718g Blade Just 718g.
【時代 Period】
昭和前期 The early of the Syowa period.

商品コード: 02-1501 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅尋常重やや厚く、中間反り中鋒。茎は生で桧垣鑢がかかり、茎尻は刃上がりの栗尻。

「地鉄 jigane」
無地風。

「刃紋 hamon」
刃文は中直刃、釯子は直ぐに入り小丸に返る。

「特徴 detailed」
天照山鍛錬所。鎌倉材木座の光明寺の裏手に、海軍の軍刀鍛錬場があった。天照山鍛錬場である。日露戦争以降錆びない軍刀を求める声は高まり、不銹鋼(ステンレス鋼)を使った軍刀が天照山鍛錬場で製作される。この刀こそ、天照山鍛錬場製の不銹刀。錨印の海軍・鎌倉天照山鍛錬場標章刻印と「天照山鍛錬場作」の銘が刻されて品質が保証されている。
本作、天照山鍛錬場製の不銹刀で、茎には海軍の錨マークが入っている。
また藍鮫皮包鞘に陸戦隊用の前線覆がついていますが、写真にある通り中の鮫革の状態は凄く良いです。
また兜木、縁、鐔、旭日文の大切羽、小切羽に「231」と刻印があり、金具が一切なるを証しています。

「拵 Koshirae」
海軍藍鮫皮包鞘軍刀拵
ハバキ(habaki) :素銅地銀メッキ。
縁頭(fuchikashira):桜文図の縁と兜金具。
目貫(menuki):桜花文三双目貫。
柄(tsuka) :黒漆塗鮫皮包、桜花文三双目貫が付されて茶色糸で巻かれる。
鞘(saya) :藍鮫皮包鞘。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎですが、概ね良好です。
傷:傷は有りません。

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