特別保存刀剣
特別貴重小道具認定書付

武蔵太郎安国 二尺二寸七分 打刀拵入、白鞘付



新刀上作、水戸光圀公の佩刀を製作した名工。
付属する拵は特別貴重刀剣に認定された、江戸時代の拵です。
Tokubetsu Hozon token Musashitaro Yasukuni with Koshirae of Tokubetsu Kicho Kodogu.
His made Japanese sword is Shinto Josaku.


 

【登録 Reggistration Code】
平成24年1月17日 東京都第307358号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
69.8cm
【反り Curvature】
1.2cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)武蔵太郎安国
(裏)真十五枚甲伏作
【元幅 Width at the bottom part of blade】
28.0mm
【先幅 Width at the top] 
17.0mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.0mm
【先重 Thickness at the top】
3.8mm
【重量 Weight】
刀身566g
Blade Just 566g.
【時代 Period】
江戸時代初期 The ealry of the Edo period.

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商品コード: 02-1495 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅やや細く重尋常、鳥居反りで中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
板目肌に柾目が交じり、地沸付く。

「刃紋 hamon」
互の目乱れ、匂口明るく飛び焼きを見せ、刃緑砂流し栄んにかかり銀筋が走り、刃中金筋、葉が入る。釯子は刃紋成りに入り小丸に返る。

「特徴 detailed」
初代安国は武州下原鍛冶の下原広重の子として八王子に生まれる。初銘は藤太廣重、江戸に出て大村加ト
の門人になり武蔵太郎安国と名のる。貞享二年(1685年)水戸家からの注文で天下の副将軍で名高い水戸
光圀候の佩刀を製作しています。享保六年(1721年)八代将軍徳川吉宗公の命により水戸家を代表して江
戸浜御殿にて上覧鍛冶を務める。また小説「大菩薩峠」の主人公机龍之助の愛刀として小説が発表される
や一躍有名になりました。
本作は、彼のいつもの出来とは違う、激しい刃を焼いた刀で、多分注文打ちだったのでしょう。
付属する拵は特別貴重小道具に認定された江戸時代の拵です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗。
鍔(tsuba)    :鉄地肥後花桐図銀象嵌。
縁頭(futikasira):鉄地蝶散図。
目貫(menuki) :赤銅地秋草の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付く。柄糸は正絹黒の諸摘み巻き。
鞘(saya) :黒変塗鞘。鯉口とコジリに鉄金具が付く。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。