保存刀剣
妙一雲峰入道兼先作
二尺二寸一分 打刀拵、白鞘付



因州鳥取藩池田家の藩工、妙一雲峰入道兼先の逸品。
状態の良い海軍軍刀拵も貴重です。
Tokubetsu Hozon token Myoichiunponyudo Kanesaki saku.
With Shirosaya and Navy Gunto Koshirae.

【登録 Reggistration Code】
昭和31年1月24日 栃木県第10022号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
66.9cm
【反り Curvature】
1.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)妙一雲峰入道兼先作
(裏)文化元年正月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
31.1mm
【先幅 Width at the top] 
20.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.5mm
【先重 Thickness at the top】
5.2mm
【重量 Weight】
刀身698g / Blade Just 698g.
【時代 Period】
江戸時代後期
The latter of the Edo period.

商品コード: 02-1489 カテゴリー: タグ:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で化粧鑢がかかり、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
杢を交えた板目肌が流れ、地沸が付く。

「刃紋 hamon」
沸出来の互の目、所々尖り刃を交え足入り、刃緑砂流しかかる、刃中は稲妻、金筋が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
妙一雲峰入道兼先、本名日置矢三郎、眠竜氏寿実門。江戸時代後期、因州鳥取藩池田家のお抱え刀工。銘は妙一峯雪入道兼先とも切る、因州兼先六代。嘉永2年7月2日没。
本刀は彼の若い頃の作品ですが、地鉄、焼刃は最高の出来です。特に妙一雲峰入道の銘を切った作品は少なく貴重です。
また付属する海軍軍刀拵もコンディションが良く、鞘に巻かれた鮫革にもアクセントを付けた粋なデザインです。
現在は陸軍尉官の刀緒がついていますが、元は海軍左官クラスの軍人の佩刀だったと思われます。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地銀着一重の腰祐乗。
拵は海軍軍刀拵、鞘は一枚鮫巻鞘。
刀緒は陸軍尉官の刀緒が付く。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。