無鑑査刀匠 信濃國住宮入清平作 二尺七寸一分


人間国宝宮入昭平の実弟、清平刀匠の清磨写しの大太刀。
Mukansa tosyo Shinano no kuni ju Miyairi Kiyohira saku.
Kiyomaro’s long copy Tachi. It is Very rare.
Blade length is 82.0cm.

【登録 Reggistration Code】
昭和50年1月16日 静岡県第63365号
【種別 Category】
太刀 Tachi
【長さ Blade length】
82.0cm
【反り Curvature】
1.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)信濃國住宮入清平
(裏)昭和四十九年八月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
35.7mm
【先幅 Width at the top] 
27.8mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.9mm
【先重 Thickness at the top】
6.2mm
【重量 Weight】
刀身1013g
Blade Just 1017g.
【時代 Period】
昭和後期
The late of the Showa period.

 

商品コード: 02-1474 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造庵棟、身幅太く重厚く豪壮、反りやや浅く大鋒、鑢目は筋違いで茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
小板目肌よく練れて地沸がつき地景が良く働く。

「刃紋 hamon」
沸出来の互の目、匂口が深く付き、刃中、砂流、金筋が盛んに働く。帽子は乱れ込んで尖って返る。

「特徴 detailed」
宮入清平刀匠は、大正十三年五月に「国指定重要無形文化財・人間国宝」宮入昭平刀匠の弟として長野県に生まれ、昭和十六年から兄昭平について鍛刀を学び、同二十三年に独立、昭和三十四年には第五回作刀技術発表会に出品して努力賞を受賞、以後、優秀賞・毎日新聞社賞など多くの受賞の栄誉に輝き、平成元年二月より刀銘を清宗と改めました。平成十二年五月には長年の功績を認められ、芸術文化功労賞として長野県知事表彰を受賞しています。
郷土の名工「清麿」に私淑し、その作風を追求、銘の「清」の字も清麿から取っている。
本太刀の刃長は82cm有ります、清平刀匠の清磨写しの太刀でこれほど長いものは、中々無いです、是非この機会に手に入れて下さい。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重磨き地。
鞘(saya)      :白鞘。

「刀身の状態 condition of blade」
研:概ね良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。