説明
「諸元」
登録:昭和44年12月2日 和歌山県第13664号
種別:刀
長さ:71.0cm
反り:1.6cm
目釘穴:1個
銘文:(表)長清
元幅:30.2mm
先幅:20.7mm
元重:6.6mm
先重:5.0mm
重量:刀身のみ640g、抜身890g
「体配」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反りで中鋒。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は栗尻。
「彫物」
片チリの棒樋が茎尻まで掻き通しとなる。
「地鉄」
地金は板目肌に小板目が交じり、地沸付く。
「刃紋」
刃紋は互の目乱れ、刃緑荒沸が付き砂流しかかる。鋩子は乱れ込み小丸へと返る。
「特徴」
長清は江戸時代中期の伊予の刀匠で、三好藤四郎長國の門だと思われます。
重量軽く、バランス良く居合に最適です。
古研ぎのため、ヒケや汚れがありますが、大きな傷は有りません。
「拵」
ハバキ:銀無垢二重。
鍔 :鉄地龍図透かし。
縁頭 :鉄地梅の図。
目貫 :蜜柑の図。
柄 :柄巻は正絹黒の諸捻り巻き。
鞘 :春慶塗。
「刀剣の状態」
研ぎ:古研ぎのため、ヒケや汚れがあります。
傷:欠点に成るような傷は有りません。