(01-2202)
岐阜県重要無形文化財
現代刀 関住二十七代 兼元 兼則合作 二尺三寸五分 打刀拵入
Sold out



Modern sword 27 generation Kanemoto and Kanenori gassaku with Koshirae
 
室町時代から続く孫六兼元の直系の子孫、第二十七代兼元の優作(最後の兼元)。
本作、身幅が太く豪壮な刀姿に、家伝の三本杉を見事に焼き上げています。
拵は痛みが少なくコンディションは良いです。
刀身は少し重いですがバランス良く、居合、試斬に最適です。
This sword is a collaboration work of Kanemoto and Kanenari.
Kanemoto is important Intangible Cultural Property of Gifu prefecture.
Also,he is a deirect descendants of Magoroku Kanemoto and he is last Kanemoto.
This sword is wide and has a dynamic figure.
Also, this sword has Hamon of wonderful Sanhonsugi.
it has good balance so perfect for Iai-do nad Shizan-do.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
昭和49年6月20日 岐阜県第47113号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
71.1cm
【反り Curvature】
1.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)関住二十七代兼元、兼則合作
(裏)昭和甲寅年六月吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
33.7mm
【先幅 Width at the top] 
23.6mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.2mm
【先重 Thickness at the top】
6.2mm
【重量 Weight】
刀身760g 抜き身1021g
Blade Just 760g With out saya 1021g.
【時代 Period】
昭和後期 / Late of the Showa period.

¥430,000 (税込)

在庫切れ

商品コード: 01-2202 カテゴリー: , , ,

説明

「刀姿 sword figure」
鎬造り庵棟、身幅太く重尋常、鳥居反中鋒。茎は生で鑢目は鷹の羽、茎尻は入山形。

「彫物 carving」
表裏に片チリの棒樋が鎺下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は良く練れた杢目肌が詰み、地沸微塵に付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は尖り互の目で、俗に言う三本杉、刃中砂流し良くかかり、太い互の目足が刃先に向かって伸びる。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
二十七代兼元、本名は金子達一郎、大正13年1月26日に生まれ、関市にて作刀されていました。昭和12年関市日本刀鍛錬塾に入塾、渡辺兼永刀匠に師事する。昭和19年に二十七代兼元を襲名、戦後は新作刀展に出品し 数々の賞を受賞する。また昭和49年に日本刀鍛錬道場を造り、後輩の育成にも力を注ぎ、昭和55年関市産業功労賞受賞、平成元年関刀匠会会長就任、平成9年には岐阜県重要無形文化財に指定されました。 そして平成20年1月24日、83歳で亡くなられました。
兼則(小島兼則)、本名は小島太郎、明治40年生まれ、渡辺兼永の門下となり日本刀鍛錬塾で学び、陸軍受命刀匠となる、兄は先代小島兼道(小島時二郎)刀匠。戦後は昭和44年2月7日に作刀承認を受ける、その後新作刀名刀展にて数々の賞を受ける。
本作、合作刀ですが、殆ど兼元刀匠が作ったものだと思います、身幅が太く豪壮な刀姿に伝統の三本杉を焼いた素晴らしい刀です。
刀身が太いため、重量は少し重いですが、バランスが良く手持ちはあまり重さを感じさせません。
刃は凄く立っており、居合のみならず試斬でも使えます。

「拵 Koshirae」
拵はガタツキや痛みも無く、コンディションも良いほうです。
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗。
鍔(tsuba)    :鉄地松樹木透かし。
縁頭(futikasira):真鍮地肥後唐草図。
目貫(menuki) :金地龍の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付く、柄糸は正絹黒の諸捻り巻き。
鞘(saya) :黒石目。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎですが、地刃は良く見えます。錆は無いです。
傷:差裏の横手筋手前の平地に小さな傷が2箇所有りますが、気にならない程度です、その他は良好です。