(01-2187)
銃砲刀剣研究会鑑定書付
新々刀 久留米住祐利 二尺二寸九分 打刀拵入



Shinshinto Kurume ju Suketoshi with Koshirae.
筑後久留米藩のお抱え刀工、祐利の作品です。
廃藩置県の前年に作られた刀で、貴重な一振りです。
柄が長く手持ち軽く、平肉が薄目なので、試斬に最適です。
It is the work of Suketoshi, a swordsmith from the Chikugo Kurume domain.
And, it was created in 1870.
Also, Tsuka is long and well-balanced, and the blade is sharp, making it perfect for Shizan-do.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
平成23年6月16日 福岡県第103708号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
69.3cm
【反り Curvature】
1.0cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)久留米住祐利
(裏)明治三年二月日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
31.5mm
【先幅 Width at the top] 
24.3mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.0mm
【先重 Thickness at the top】
5.7mm
【重量 Weight】
刀身762g 抜身1085g
Blade Just 762g With out saya 1085g.
【時代 Period】
明治時代 / Meiji period.

商品コード: 01-2187 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎な生で切鑢がかかり、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は、良く鍛えた杢目肌に地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は、小沸出来の直刃がやや湾れ、刃中金筋が入る。釯子は直に入り小丸に返る。

「特徴 detailed」
久留米住祐利、備前の名工 横山加賀介祐永の門人で、幕末の久留米藩有馬家の御抱刀工です。
本作は、廃藩置県(明治4年7月14日)の前年に作られた刀です。彼は久留米藩工として、幕末に多くの刀を作ってきましたが、明治に入ってからの刀は少なく貴重な一振りです。
拵は明治初期に、刀と一緒に作られた物で、柄巻き、鞘塗りもオリジナルのままです。
また、柄が長く手持ちのバランスがよく、刀身の平肉が薄目なので、試斬にも良いと思います。
銘は良いので、保存審査に出すのも良いと思います。

「拵 koshirae」
ハバキ(habaki):素銅磨き地の一重。
鍔  (tsuba):鉄地長円がた鍔。
縁頭 (fuchikashira):鉄地肥後。
目貫 (menuki):赤銅地茸の図。
柄  (tsuuka):柄巻きは鉄紺木綿糸の諸捻り巻き。
鞘  (saya):暗主石目地。

「刀身の状態 condition of blade」
研:古研ぎですが、概ね良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。