(01-2164)
大業物 現代刀 源國仁昭和丙寅二月日 二尺五寸一分 打刀拵入



Modern sword Minamoto Kunihito tsukuru with Koshirae.
 
現代備前長船の名工、源國仁(現祐定)刀匠の、南北朝大段平の青江写しです。
身幅太く大鋒の豪壮な体配に、鉄地の質実剛健な金具を使った拵がついています。
このまま直ぐに試斬で使えますが、鑑賞用の刀としても良いです。
This sword is copy of Ohdanhira Aoe and Sakasa Choji is very beautiful.
The blade looks brave and strong and Koshirae uses simple and sturdy metal fittings made of iron.
This sword is perfect for Shizan-do, but also suitable for collection.
 
★我公司可以合法地将日本刀运送到中国。

 

【登録 Reggistration Code】
昭和61年5月13日 岡山県第102323号
【種別 Category】
太刀 Tachi
【長さ Blade length】
76.3cm
【反り Curvature】
1.6cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)源國仁昭和丙寅二月日
(裏)心練圓心流西田卓弘
【元幅 Width at the bottom part of blade】
34.1mm
【先幅 Width at the top] 
26.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.9mm
【先重 Thickness at the top】
6.6mm
【重量 Weight】
刀身1112g 抜き身1568g
Blade Just 1112g With out saya 1568g.
【時代 Period】
昭和後期 / late of Syowa period.

商品コード: 01-2164 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅やや太く重尋常、鳥居反り大鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
地鉄は、板目肌に小板目が交じり、地沸厚く付き、地景が入る。

「刃紋 hamon」
刃紋は、逆丁子、足良く入り、刃中は葉、金筋が入る。釯子は刃紋成りに入り、先尖り気味に返る。

「特徴 detailed」
國仁、本名 上田載仁、昭和22年3月28日生まれ、今泉俊光刀匠、河内國平刀匠に師事する。備前長船日本刀傳習所を主催されており、現在の銘は祐定と切る。 師は美術的価値だけでは無く、本当に斬れる刀を追求されており、材料も自身で採集した砂鉄から玉鋼を作り使用されています。
本作、南北朝時代の大段平の青江を写した作品で、大鋒の豪壮な体配に逆丁子を見事に焼いています。
元々形の居合に使用されていたみたいで、試斬によるヒケ傷は有りません。しかしこれほどの豪刀で居合を抜いていたのは、余程剛腕の持ち主だったのでしょう。
拵は古い鉄地の縁頭、鐺に刀匠鍔を使って作られた物で、状態も良いです。
上田刀匠の刀は大業物と言われており、この刀も試斬に最適ですが、鑑賞刀としても十分過ぎるほど通用します。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地一重の磨き地。
鍔(tsuba)    :鉄地木瓜形刀匠鍔。
縁頭(fhchikashira):鉄無地。
鐺(Kojiri):鉄地太刀鐺。
目貫(menuki) :龍の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付き巻鮫。柄糸は牛表革鉄色の片捻り巻き。
鞘(saya) :乾漆黒石目。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:概良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。