(01-2158)
岐阜県重要無形文化財
現代刀 濃州関住藤原兼房 兼氏合作 二尺三寸八分 打刀拵入
Sold out



Modern sword Nosyu Seki ju Fujiwara Kanefusa kaneuji Gassaku with Koshirae.
第24代藤原兼房の作品です、弟との合作に成っていますが、兼房刀匠単独作と思われます。
刀身は研ぎ上げたばかり、柄巻と鞘塗は新品です。
バランスが良いので居合に良いですが、鑑賞にも最適です。
He is the 24th generation Fujiwara Kanefusa, and He is important Intangible Cultural Property of Gifu prefecture.
The blade has been just polished. Also,Tukamaki and Paint of saya is new.
This sword has good balance so perfect for iai-do, but i think this is a good sword for appreciation.

 

【登録 Reggistration Code】
昭和55年5月1日 岐阜県第56816号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
72.1cm
【反り Curvature】
1.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)濃州関住藤原兼房兼氏合作
(裏)昭和庚申年吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
32.5mm
【先幅 Width at the top] 
23.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.9mm
【先重 Thickness at the top】
5.0mm
【重量 Weight】
刀身764g 抜身1021g
Blade Just 764g With out saya 1021g.
【時代 Period】
昭和後期 / The latter of Showa period.

 

商品コード: 01-2158 カテゴリー:

説明

「体配 style」
体配は鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒が伸び心となる。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は栗尻と成る。

「彫物 carving」
彫物は表裏に二筋樋が茎尻に掻き通しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾目かかり、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目乱れ、刃緑に沸が付き砂流しかかり、刃中は銀筋走る。帽子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
兼房、二十四代兼房、本名は加藤孝雄、岐阜県関市、師は父である二十三代藤原兼房。
新作刀展では薫山賞、優秀賞、努力賞、等受賞多数。
兼氏、本名は加藤実、岐阜県関市、二十四代兼房刀匠の実弟。
本作、兄弟の合作刀ですが、実際は二十四代兼房の作品だと思います。
刀身は研ぎ上げたばかりです。拵もリペアしました、柄糸は牛表革黒に巻替え、鞘は焦茶色の叩きに塗り直しました。
非常にバランスの良い刀で居合に最適ですが、刀身の出来が良いので鑑賞用にも良いでしょう。

「拵」
鎺(habaki) :銀無垢二重鎺。
鍔(tsuba)    :鉄地肥後松樹透かし。
縁頭(futikasira):肥後石目地桜。
目貫(menuki) :傘の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付く。柄糸は牛表革の諸捻り巻き(新品に巻替済)。
鞘(saya) :焦茶色の叩き塗り(塗り替え済)。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:研ぎ上げたばかりで良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。