古刀 無銘 二尺四寸六分 打刀拵入


Koto Mumei with Koshirae
 
室町時代後期の太刀を磨り上げた刀です。
刀身が長いがバランス良く、拵は新し物で状態良く、居合に最適です。
This sword was made in late of Muromachi period.
But price is cheap.
Blade is long and good balance and koshirae is good condition so perfect of Iai-do.

 

【登録 Reggistration Code】
平成11年12月17日 岐阜県第73051号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
74.6cm
【反り Curvature】
1.8cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
無銘 Unsigned
【元幅 Width at the bottom part of blade】
31.6mm
【先幅 Width at the top] 
22.9mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.6mm
【先重 Thickness at the top】
4.8mm
【重量 Weight】
刀身752g 抜身1103g
Blade just 752g With out saya 1103g.
【時代 Period】
室町時代後期 / Late of Muromachi period

商品コード: 01-2131 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り小鋒。茎は磨り上げで鑢目は切、栗尻は一文字に切られる。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌が流れ柾目となり、地沸付く。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目尖り刃を交える、刃緑は沸が付き砂流しかかり、刃中は金筋が入る。釯子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
磨り上げられた茎の錆が新しいですが、地鉄は古く鎬が板目と成っている事から、室町時代に作られた太刀の磨り上げと思われます。
古研ぎの為地刃曇っていますが、よく見ると古雅な地鉄と、焼き幅の広い互の目に、刃中の働きが見えます。研ぎ直すと素晴らしい刀身が現れるでしょう。
拵は比較的最近に作られた物で、コンディションは良好です。
刃長は74.6cmと長く、手持ち軽く、価格も安く、に居合に最適です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地金鍍金の磨き地。
鍔(tsuba)    :鉄地木瓜鍔、三次正次の銘が入る。
縁頭(fhchikashira):縁は赤銅で柾目模様が金象嵌される。頭は水牛の角。
目貫(menuki) :龍の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付く。柄糸は正絹納戸色の諸捻り巻き。
鞘(saya) :黒呂。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため曇っていますが、錆は有りません。
傷:欠点に成るような傷は有りません。