新々刀 貞行 二尺二寸八分 打刀拵入

 

江戸時代後期の加賀の刀工。
重量軽くバランス良く、拵はしっかりしており居合に最適です。
Shinshinto Sadayuki.
He was a sword smith in Kaga in the late Edo period.
This sword is light and good balance.
Also, Koshirae is good condition so perfect for Iai-do.

 

 

【登録 Reggistration Code】
昭和48年7月26日 三重県第35276号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
69.2cm
【反り Curvature】
1.7cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
2個 Two
【銘文 Signature and Date】
(表)貞行
【元幅 Width at the bottom part of blade】
30.0mm
【先幅 Width at the top] 
19.2mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
7.0mm
【先重 Thickness at the top】
5.2mm
【重量 Weight】
刀身616g 抜き身819g
Blade just616g With out saya 819g.
【時代 Period】
江戸時代後期
The late of Edo period.

商品コード: 01-2102 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反り中鋒。茎は生で化粧鑢がかかる、茎尻は刃上がりの栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋がハバキ元に丸留と成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌、地沸付く。

「刃紋 hamon」
小沸出来の中直刃、刃緑砂流しかかり、刃中は金筋が入る。釯子は直ぐに入り小丸に返る。

「特徴 detailed」
貞行、本名 沖長貞行、父は沖長右衛門貞之、江戸時代後期、嘉永頃の加賀の刀工です。
本作、樋が有り、重量軽くバランス良く、拵がしっかりしており、居合に最適です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の腰祐乗。
鍔(tsuba)    :鉄地沢潟の図。
縁頭(futikasira):縁は赤銅魚子地唐草図。頭は水牛の角。
目貫(menuki) :素銅地金色絵雲竜の図。
鐺(kojiri) :鉄地唐草の図。
柄(tsuka) :柄は親粒が付き黒染。柄巻きは正絹黒の諸捻り巻き、頭は懸け巻き。
鞘(saya) :鞘塗りは黒色松皮塗り。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため、多少ヒケが有りますが、地刃は良く見えます。
傷:差裏の樋中に2箇所鍛え割れが有ります。