貴重刀剣 兼長 二尺三寸四分半 打刀拵入 白鞘付



新刀関、三阿弥派の刀工、兼長
身幅広く平肉薄く、試斬に最適です。
Kicho Token Kanenaga.
This sword was made in Seki in the early of Edo period.
Wide width and Hiraniku is thin so perfect for Tameshikiri.

 

【登録 Reggistration Code】
昭和41年11月16日 福島県第28607号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
71.2cm
【反り Curvature】
1.9cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表)兼長
【元幅 Width at the bottom part of blade】
33.0mm
【先幅 Width at the top] 
23.2mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.6mm
【先重 Thickness at the top】
5.2mm
【重量 Weight】
刀身749g
Blade Just 749g.
【時代 Period】
 江戸時代初期  The early of Edo Period

商品コード: 01-2052 カテゴリー: ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅広く重尋常、中間反り小鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
大板目肌が流れ柾と成り肌立つ。

「刃紋 hamon」
互の目乱れ、刃緑荒沸が付き銀筋流れ、砂流し栄んにかかり、刃中金筋が入る。釯子は乱れ込み尖り気味に小丸に返る。

「特徴 detailed」
貴重刀剣にて、新刀兼長と極められています。新刀期に「兼長」と銘を切る刀匠は複数人いますが、地鉄や波紋からみて、関の兼長と思われます。
関の兼長は、三阿弥派の刀工で、室町時代から同銘が数代続きます。
本作、身幅が広く平肉が薄いため、試し斬りに最適だと思います。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :素銅地一重磨き地赤銅着。
鍔(tsuba)    :鉄地刀匠鍔。
縁頭(futikasira):縁は赤銅魚子地菊に馬の図。
目貫(menuki) :赤銅地梅の図。
コジリ:鉄地竜田川の図。
柄(tsuka) :柄巻きは正絹黒の諸摘み巻き。
鞘(saya) :黒石目。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため、汚れが有ります。
傷:差裏の真ん中辺の刃中に2mmくらい彫れたような傷が有りますが、その他は欠点に成るような傷はありません。