現代刀 関住兼時作之 二尺二寸五分 打刀拵入

 
関の名工、二代小島兼時の作品、抜身の重量が790gと軽くバランス最高。
尚且つ樋が深く樋音鋭く、女性の居合用に最適の一振り。
Modern sword Seki ju Kanetoki koretsukuru.
This sword is light and good balance so pwrfecxt for Iaido.
 

【登録 Reggistration Code】
平成4年8月28日 岐阜県第67433号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
68.2cm
【反り Curvature】
1.6cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 One
【銘文 Signature and Date】
(表) 関住兼時作之
(裏)平成二二年夏吉日
【元幅 Width at the bottom part of blade】
30.2mm
【先幅 Width at the top] 
21.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.9mm
【先重 Thickness at the top】
4.6mm
【重量 Weight】
刀身566g 抜身790g
Blade Just 566g With out saya 790g.
【時代 Period】
平成 / Heisei period.

商品コード: 01-2049 カテゴリー:

説明

「体配 carving」
体配は鎬造り庵棟、身幅重共尋常、鳥居反り、中鋒。茎は生で鑢目は鷹の羽、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
彫物は表裏に片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
地鉄は板目肌に杢目が交じり、地沸付き、鉄色冴える。

「刃紋 hamon」
刃紋は互の目乱れが湾れ、刃緑沸が付き、足入る。帽子は乱れ込み先尖り、小丸に返る。

「特徴 detailed」
関住兼時(二代)、本名は小島寛二、大正14年9月2日、岐阜県関市長住生まれ。師は父の小島時二郎(初代兼道)、また渡辺兼永の日本刀鍛錬塾でも学ぶ。
昭和32年2月9日に文化庁より作刀認可を受ける。 その後全日本刀匠会理事を務め、奨励賞、努力賞2回、入選21回受賞するなど、現代を代表する関の代表的刀匠。
ご子息は小島邦夫(二代兼道)氏、現在はお孫さんが三代兼時を名乗っている。
本作、居合用に作られた刀だと思われます。樋が深く樋成りの音は抜群です、女性で短い居合用真剣をお探しの方にピッタリです。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の庄内。
鍔(tsuba)    :鉄地菊図透かし鍔。
縁頭(fhchikashira):縁は赤銅地波の図、頭は水牛の角。
目貫(menuki) :鯉の図。
柄(tsuka) :鮫は親粒が付く。柄巻は正絹黒の諸捻り巻。
鞘(saya) :黒呂(新品)。

「刀剣の状態 condition of blade」
研:少し薄錆の箇所が有りますが、その他は良好です。
傷:欠点に成るような傷は有りません。