現代刀 肥前国忠次一吉合作 二尺四寸六分 打刀拵入



佐賀県の代表的な現代刀工、一吉刀匠の居合用真剣。
刀身が長く、重量軽く、バラン良く居合に最適です。
Modern sword Hizen kuni Tadatugu Kazuyoshi Gassaku.
This sword is long blade but, light weight and good balance so parfect for Iai-do.

 

【登録 Reggistration Code】
昭和52年3月11日 佐賀県第22684号
【種別 Category】
刀 Katana
【長さ Blade length】
74.6cm
【反り Curvature】
2.1cm
【目釘穴 a rivet of a sword hilt】
1個 one
【銘文 Signature and Date】
(表)丁巳年二月日(裏)肥前国忠次一吉合作
【元幅 Width at the bottom part of blade】
31.7mm
【先幅 Width at the top] 
19.4mm
【元重 Thickness at the bottom part of blade】
6.8mm
【先重 Thickness at the top】
5.2mm
【重量 Weight】
刀身720g 抜身962g
Blade Just 720g With out saya 962g.
【時代 Period】
昭和後期 The last of Syowa period.

商品コード: 01-2035 カテゴリー:

説明

「体配 style」
鎬造庵棟、身幅重尋常、鳥居反りで反り頃合い中鋒。茎は生で鑢目は切、茎尻は栗尻。

「彫物 carving」
片チリの棒樋がハバキ下に掻き流しと成る。

「地鉄 jigane」
板目肌が流れ心となり、地沸微塵に付く。

「刃紋 hamon」
小沸出来の直刃、刃緑砂流しかかる。釯子は直ぐに入り小丸に返る。

「特徴 detailed」
肥前國忠次、本名を中尾三治郎、明治43年5月1日生。堀井信秀、桜井正次に作刀を学び、海軍受命刀工としても活躍。終戦後は作刀技術発表会、新作名刀展において多々の受賞を果たしました。地鉄の鍛えの上手さに定評があり、よく詰んだ杢目肌に匂い出来の互の目刃文、備前伝の逆丁子乱れ、山城伝の直刃、肥前忠吉に倣った作品を手がけています。肥前國一吉、本名を中尾一吉と言い、昭和14年11月7日生。昭和30頃より父忠次の下で作刀を学び、新作刀展では優秀賞受賞を初めとし、奨励賞に続いて、努力賞等、たて続けに入賞を果たし才能を発揮していきます。
本作、重量軽くバランス良く、居合に最適な刀です。

「拵 Koshirae」
ハバキ(habaki) :銀無垢一重の庄内。
鍔(tsuba)    :鉄地矢羽の図。
縁頭(futikasira):半太刀金具。
目貫(menuki) :金地桜の図。
柄(tsuka) :柄糸は正絹黒色の諸摘み巻き。
鞘(saya) :黒呂

「刀剣の状態 condition of blade」
研:古研ぎのため、少し曇っていますが、地刃は良く見えます。錆は有りません。
傷:欠点に成るような傷は有りません。