現代刀
清心子貞寿
二尺四寸一分 打刀拵入

商品コード: 01-2006 カテゴリー: , , ,

説明

「体配 style」
鎬造り庵棟、身幅重尋常、鳥居反りで中鋒。茎は生で鑢目は筋違い、茎尻は栗尻。

「地鉄 jigane」
小板目肌が良く詰み、地沸付く。

「刃紋 hamon」
逆丁子刃で、足良く入る。帽子は乱れ込み小丸に返る。

「特徴 detailed」
清心子長寿、本名為一、明治34年徳島県小松島市生まれ、元大阪陸軍造兵廠受命刀工、師は父国友と兄玄武斎重房、戦争中は日本で一番良く斬れる刀を鍛錬する事で有名でした。昭和49年 徳島県重要無形文化財保持者に認定される。貞寿、本名小島浩、徳島県小松島市住、昭和4年生まれ、師は父清心子長寿。備前伝に優れた腕を見せる。昔貞寿の刀が無銘にされて、特別貴重 刀剣の審査で固山宗次になったことを知り、「宗次ごときの刀に見られるとは悔しい」、との話が伝わっているぐらい上手な刀を作る。
本作バランス良く、居合に最適です。

「拵 koshirae」
ハバキ:素銅地一重の磨き地。
鍔  :鉄地角丸形菱に雁金透かし。
縁頭 :赤銅魚子地竜田川の図。
目貫 :花束の図。
柄  :鮫は親粒が付き巻鮫、柄糸は正絹黒の諸摘み巻。
鞘  :黒石目鞘。

「刀身の状態 condition of blade」
研:良好です。
傷: 欠点になるような傷はありません。