現代刀 濃州住昭平作 二尺三寸六分

Gendaito by Nosyu ju Akihira saku / iai sword

重量軽くバランス良く、居合に最適
打刀拵入

商品コード: 01-1927 カテゴリー:

説明

<体配>
鎬造、庵棟、身幅重尋常、反り頃合中鋒。茎は生で筋違い鑢がかかり、茎尻は栗尻となる。
<彫物>
片チリの棒樋がハバキ元で丸留となり、添樋が添えられる。
<地鉄>
板目肌がつみ、処々柾がかり、地沸つく。
<刃紋>
互の目乱れ、刃緑荒沸つき、砂流しかかり、刃中金筋が入る。帽子は乱れ込み掃掛け、地蔵帽子と成り、小丸に返る。

<特徴>
亀井昭平。岐阜県賀茂郡富加町住。兼延の門。昭和二年生まれで努力賞二、入選十五回など多数の功績を残す。
本刀は居合用に特注されたものと思われます。刀身には深い樋が彫られ、添樋が添えられています。また樋鳴は良い音が成ります。
拵は合わせ物では無く、この刀に誂えられたものです。刀身にヒケがありますが拭い直しで綺麗になります。
勿論、このままでも直ぐに居合に使えます。

「拵」
ハバキ:銀無垢一重の庄内。
鍔  :鉄地蜘蛛巣透かし。
縁頭 :銀無垢グリ彫り。
コジリ:銀無垢グリ彫り。
目貫 :兎の図
柄  :鮫は親粒が付き暗朱染め、柄巻は正絹朱色の諸捻り巻き。
鞘  :乾漆の暗朱、鯉口に銀無垢石目地の金具が付く。

<刀剣の状態>
研:古研ぎのいため、ヒケが有ります。帽子に少し薄錆が有ります。
傷: 欠点に成るような、傷は有りません。