古刀 大磨り上げ無銘 二尺二寸 拵入

商品コード: 01-1500 カテゴリー:

説明

「体配」
体配は鎬造り庵棟、身幅細く重尋常、腰反り、中鋒。茎は磨り上げられ鑢目は切り、茎尻は栗尻る。
彫物は表裏に片チリの棒樋が茎上部で角留と成る。
「地鉄」
地鉄は板目肌に地沸付く。
「刃紋」
刃紋は小沸出来の中直刃、刃緑沸が付き砂流しかかる。帽子は掃きかける。
「特徴」
無銘の大磨り上げ無銘の古刀です。時代は室町中期から後期の片手打が流行った頃だと思われます。
樋が茎の上部で角留に成っていますが、この辺が元々のハバキ元だったと思われます。
古研のため薄錆が有り曇っていますが、地鉄は良い地鉄おしており、刃中の働きも良いです。
鋒は帽子の焼きがぎりぎりある様な感じです。
拵はそれなりです、鞘の塗りに多少ヒビが有りますが、割れは有りません。
軽く樋が入っているので女性の居合刀に最適です。

「拵」
ハバキ:素銅地一重の磨き地。
鍔  :鉄地京透かし。
縁頭 :素銅魚子地武者の図。
目貫 :菊の図。
柄  :柄巻は正絹納戸色の諸捻り巻き。
鞘  :茶呂。

「<刀剣の状態」
研ぎ:古研ぎのため、曇っており、薄錆、汚れ、ヒケがあります。。
傷:鍛え割れ等の傷は有りません。