品番 03-1082
新刀最上作
保存刀剣 無銘 越前康継 一尺五寸四分半 白鞘入
NBTHK Hozon Mumei sword attributed to Echizen Yasutsugu (Edo Keicho era 1596-1615)
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種別Category | 脇差 | 刃長Blade length | 50.0cm |
反りCurvature | 0.6cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 1個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 28.0mm | 先幅Width at the top | 22.0mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.0mm | 先重Thickness at the top | 6.0mm |
重量Weight | 刀身のみ440g | 時代Period | 江戸初期(慶長頃) |
銘文Signature and Date | 無銘 | ||
登録Registration Code | 昭和43年8月17日 熊本県教育委員会 |
品番 03-1082
<体配>
鎬造り庵棟、身幅重共尋常、先反り付き中鋒。茎は大磨り上げでで切鑢がかかる、茎尻は一文字。
彫り物は、差表に素剣と不動明王の梵地、差裏には腰樋に添樋と磨利支天が彫られ、差裏の茎にも彫り物が残る。
<地鉄>
板目肌が詰み杢目が交じり、地沸微塵に厚くつき、地景が細かに入る。
<刃紋>
中直刃を基調に浅く湾れ、小互の目が交じり、小足が盛んに入り、処々に荒沸を交え、細かに金筋、砂流しがかかる。帽子は刃紋成りに入り尖り、小丸に返る。
<ハバキ>
銀無垢一重の腰祐乗。
<特徴>
越前康継(初代)、初代康継は近江国坂田郡下坂郷の出身で、のち越前に移住、結城秀康に見出され、初期には、「肥後大掾下坂」と銘していたが、後に江戸に召され、家康・秀忠両将軍の前で鍛刀し、
その賞として葵紋及び「康」の一字を賜り名を康継と改めた誉れ高い名工である。彼は大阪落城の折に消失した太閤御物の多くを再刃し、様々な名物の写しを制作するなどの功績を残し、その名跡は11代の
長きに渡って徳川家に仕えた。
本作、典型的な初代越前康継の作品で、元々は刀として作刀された物を磨り上げて脇差としたため無銘に成ったのでしょう、茎に彫り物が残っています。生在銘ではこういう安価な値段では買えません、無銘ながら初代康継の典型作
を手に入れるチャンスです。/p>
<拵え>
白鞘が付属。
<刀剣の状態>
研ぎ: 良好です。
傷: 欠点に成るような傷は有りません。