品番 02-1110
保存刀剣
寿命(新刀) 二尺三寸三分半 拵入
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・寿命(じゅみょう、としなが)、磨り上げられ反りが少なくなっていますが、元々は尋常な反りであったと考えられる事から、寛永ころの寿命と思われます。その中で寿命と二文字で銘を切るのは、丹後守寿命か上野守寿命の2人です。
・鎬造、庵棟、身幅重尋常、中鋒。地鉄は大板目肌に白気映りが立つ。刃紋は中直刃で所々沸える、匂口は明るい。帽子は刃紋成りに入り沸、小丸に返る。茎は磨り上げで元々の鑢目は切り、磨り上げたところは筋違いがかけられ、茎尻は一文字と成る。
ハバキは素銅地銀着一重の岩石。
<拵>
・拵は幕末の物です。縁頭は鉄地赤銅据物菖蒲の図金銀色絵、鮫は親粒が付き、目貫は赤銅地金色絵菖蒲の図、柄巻きは正絹焦茶色の諸摘み巻きです。鍔は鉄地木瓜形菖蒲の図金色絵、切羽は素銅地金色絵市松彫り。鞘は暗朱梨地です。
<その他>
・本年の5月審査にて、保存刀剣 寿命(新刀)に極めれました。保存刀剣鑑定書は協会より届き次第、発送させていただきます。
・刀身のゴリっとした体配に、味わいの有る板目肌、拵も柄が長く朱鞘で幕末そのものです。
<刀剣の状態>
研ぎ: 研ぎの状態は古研ぎですが、目立った錆は有りません。
傷: 差表の鎬地に2カ所、差し裏の鎬地に1カ所、2mmくらいの小さな傷有りますが、多に欠点と成る様な傷は有りません。
品番 02-1110
種別Category | 刀 | 刃長Blade length | 70.8cm |
反りCurvature | 1.0cm | 目釘穴a rivet of a sword hilt | 2個 |
元幅Width at the bottom part of blade | 30.0mm | 先幅Width at the top | 21.5mm |
元重Thickness at the bottom part of blade | 7.3mm | 先重Thickness at the top | 5.0mm |
重量Weight | 刀身760g、抜き身1170g、 | 時代Period | 江戸初期 |
銘文Signature and Date | (表)寿命 | ||
登録Registration Code | 昭和36年8月17日 滋賀県第4489号 |